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September 18, 2005

サントリーホール初めて物語

9月18日(日)、朝早く集まってチラシを挟み込んだり、舞台セッティング。ここまでは、いままでの演奏会、どこのホールでも同じこと。
しかし、ここはサントリーホール。弦楽器にも雛壇のあるステージ。私はビオラ5プルート目で、3段目の雛壇、しかも舞台中央!普段は雛壇なんて無いので、今回は、サントリーホールならでは!舞台への出入りは階段を登って雛壇を降りてくる導線、を選んだ(笑)。

リハーサルが始まる。いままでの練習場所とは比べものにならない音響のよさ、そして舞台の心地よさ。信じられないかもしれないけど、自分の楽器の音がすごくよく聞こえて、しかも、すごくいい音に聴こえる。音程さえも良くなって楽器の音が心地よく響く。そして自分の隣の人のビオラの音、後ろに控える管楽器、舞台の際に位置する第一バイオリンやチェロの音が、ちゃんと聞こえてくる。音に包まれている感覚とはマサニこのこと!

午後2時、本番が始まる。客席の顔がひとつひとつ良く見える。家族を呼んでいたので、その席を見ると、ちゃんと3人座っていた。いままで長いオーケストラ活動をしてきたけど、家族3人が揃って、演奏会に来てくれたのは今回が初めて。曲も「第九」なら、場所はサントリーホール。なんか嬉しい。

いままで幾つかのホールで演奏会を経験してきたけど、サントリーホールで感じた初めてのこと。それは、休符の一瞬の間、オーケストラからの音が一切無くなったとき、ホールに「静けさ」が響いていたこと。それは、暖かい丸い沈黙であり、ホールには暖かい音の無い世界が存在していた。
そして、「第九」最終楽章の最後の最後、テンポが速くなり、とにかく音符を弾かねば!すると、雛壇が揺れた、譜面台が揺れた、見ている「第九」の譜面が揺れた。みんなが踏ん張ってその速さに雪崩れ込む。こんな経験も初めてだった。

演奏が終わり、惜しみない拍手を戴いて、舞台を降りるとき。3段目の雛壇から、平地へ降りて、上手へ退場しながら、客席の家族のほうを見て、「来てくれてありがと!」と弓を振った。すると、ちゃんと3人とも手を振り替えしてくれた。やはり客席には知った人がいると嬉しい。

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