« June 2007 | Main | August 2007 »

July 28, 2007

灼熱欧州(ブダペスト3)

さて、演奏会の当日。それは、7月14日(土)。

0714hall_o
ホールは、ブダペスト東駅近くからタクシーで15分くらい。ドナウ川に沿ったところ、ちょっとブダペストの中心地から南に外れたところに立つ、新しいホールでした。



0714menuロビーには、Panasonic VIERA。その画面には、このようにワタシタチのオケが紹介されていました。でも、ちょっと名前が違っています。これじゃ、プロと間違えられちゃう!だって、東京フィルハーモニック(指揮:小林研一郎)ですもの。
写真をクリックしてみてください(^^)

舞台袖では、お借りしたチェロ、コントラバス、ティンパニなど、大型楽器の調整が続いていました。そして、客席には、管楽器の若い男の子達がこのようにプログラムを1冊づつ置いてまわり、お客様をお迎えする準備はOK。客席の壁照明も入りました。(つづく)
0714hall0714chair

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 27, 2007

灼熱欧州(ブダペスト2)

ちょっと恐い話

ブダペストでは温泉に入りました。ということはお話しましたが、温泉には、サウナ室や水風呂もあるし、屋外プールや屋内プールもあります。とにかく1大テーマパークのようなところです。

水着を着て、サンダルを履いているので、そのままどこでも歩いてゆけるのですが、サウナ室というのに行ってみました。水蒸気のサウナなのに、熱さが半端じゃない。呼吸が出来ないくらい。くしゃみやセキをしたら、器官が火傷するくらいの熱さなんです。でも、その中に立ったまま入っているんですね。
そして、恐かったのは、そのサウナ室。ガス室のような作りなんです。よく記録フィルムで見るナチのガス室。シャワーを浴びさせてあげるから、裸になってシャワー室へ行きなさい」という言葉を、本当に疑いもなく信じていたことに納得しました。シャワーの水の蛇口や、内壁のタイル、ドアの感じ。すべてに納得がいきました。

ちょっと面白い話

サウナ室の隣には水風呂がありますが、その水風呂の脇に、1足そろえて脱いであるサンダルを見つけました。しかし、水風呂の中には人の姿はないんです。まさか、世を儚んだわけでもあるまいに・・・と見回したら、なんと水風呂の中に頭までスッポリ沈んでいるんです。いくらサウナ室が熱かったからって、日本では見ない光景に、思わず友達を呼び寄せてしまいました。

ビックリした話

ゲレールト温泉には、屋内プール・屋外プールがありました。残念ながら、屋内プールは工事中で入ることはおろか、囲われていて見ることも出来ませんでしたが、その脇を歩いて、屋外プールへ行ってみました。25メートルはあるプールの半分は壁の高さ9メートルくらいの深さ、で、なだらかに壁が低くなってくるのです。そんな9メートルもあるのに水深は最深1.4メートル。人々はのんびりしてる。それにしては、いやに屈強な警備員が数人いるな。と不思議に思っていたところ、突然!いままで穏やかだった水面に波が立ち始めました。
ウェーブが起こったのです。
しかし、その波が半端ではありません。いままで穏やかだったのでお年寄りもノンビリ入っていましたが、その波が発生すると、足元を掬われて転倒し、立ち上がれない。戻ることもできない。近くにいた若いカップルが、そのお年寄りを両サイドから抱きかかえ、浅いほうへと連れてゆきました。警備員も瞬時に反応していました。
なるほど、これだったのか。
波のあるプールとはいうけれど、オアフ島ノースショアのサーファー向けの迫力でした。とくにベルが鳴るわけでもなく、徐々に波が出てきたら、あっという間に、大波です!泳ぎに自信のないワタシは、このときほど「石橋を叩いて渡る」ではないけれど、浅瀬にいて良かった、と思いました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 26, 2007

灼熱欧州(ブダペスト1)

ブダペストには、団体より1日早く入りました。でも、団の到着が夜、しかも深夜に及んだこともあり、自由に使える時間が丸々2日あったのです。こういうことが嬉しいから、ついつい団体行動から離れてしまう。

0727hotel団体到着までの1泊だけど、宿泊したのはゲレールト温泉をもつ、ホテル・ゲレールト。ブダペストはヨーロッパ一豊富な鉱泉を使って、公衆温泉が市内にいくつか公開されています。その中の1つで、どの観光ガイドブックにも載っている由緒あるホテルです。

0727nixon古くは、湯治客の宿泊施設として使われていたらしく、客室のドア1つ1つは、まるで冷凍庫への入り口のような、しゃれっ気もない白い重たいドアでした。しかし、そんななか、マホガニーのドアがいくつかあり、そこにはプレートが掛かっていて「ニクソンが泊まった」「マキシミリアンが泊まった」などと書かれていました。

0727menuin1つ見つけたのは、「メニューインが泊まった部屋」というのがあり、私たちの部屋と同じ白い重たい鉄のドアでした。名ヴァイオリストであっても、音楽家はやはり貧乏だったのでしょうか?すごく親近感が湧きました(^^)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 25, 2007

灼熱欧州報告(番外編)

はやくも、番外編ですが・・・

今日、昔の仕事仲間との飲み会がありました。米国ダラスに長い間駐在していた人の帰国を肴に、彼が日本にいたときの仕事仲間が集まった会合でした。12名ほどが集まり、それぞれ勝手に話をして、それぞれ勝手に席を移動しながら、旧交を確かめ楽しむといった雰囲気でした。ほとんどが知った顔ばかりでしたが、確かに一人、初めてお見かけする人がいました。

3年前まで同じ部だった同僚から、「まきこさんは、また演奏旅行なんか行ってるの?」と聞かれて、「まさにピンポーン!先週、ブダペストとウィーンで演奏会をやって、今週日曜日に帰国したばかりよ~(^^)」などとキャイキャイ話していました。
すると、そのとき後ろから「ブダペストとウィーン? フィルハーモニック ・・・?」という声がしました。振り向くと、初めてお会いしたその人でした。「え?フィルハーモニック・アンサンブルをご存知なんですか? ・・・!!!!」と問いかけたワタシに「いやあ、娘が・・・」と言う言葉。その途端、今日初めてここでお会いしたこの人の苗字を思い出したのです。「ひょっとして、山○さんのお父さまですか???」

いやあ、世の中狭すぎます。恐すぎます。
だって、この宴会の素となった1982年の思い出写真なんかをおじさんたちが見ていたとき、「1982年なんて私が生まれた頃ですね~♪」なんて白々しく言ってたら、「それじゃ、うちの娘と同じくらいですかね」なんてマジ顔されちゃったその人なんですから。

It' a small world!
思わぬところで人と人は出会う。世界は小さい。とくに、音楽の世界は狭い。悪いことは出来ない、はい。

| | Comments (80) | TrackBack (0)

July 24, 2007

灼熱欧州(テクノ編3)

さて、日本に帰ろう、とミュンヘン中央駅からリムジンバスでミュンヘン空港へ行くと、チェックインが自動です。
しかも、パスポートを小さなディスプレイに当てるだけで、自分の名前、予約している便、行き先が表示されます。
・個人旅行ですか?  ・団体旅行ですか?  
と最初に聞かれて、「個人旅行」のボタンを押し、画面のメッセージに従って、預ける荷物を、通常のようにベルトの上に乗せると、自動で重さを量って表示。規定内だったせいか、なんの問題もなく、取っ手に巻くバーコードラベルが打ち出されてきます。それを自分の荷物に巻いていると、搭乗券が発行されて、OKとなります。
楽器の持ち込みのことは、ここでは全く問われませんでした。

日本発では、ビオラを機内に持ち込めるかどうか、すごくナーバスになっていましたが、ヨーロッパ国際線をみていると、楽器を持ち歩いている人が多いです。手荷物検査でも、係員が「まず最初に楽器を置いてください」と言います。ワタシが持っているのが楽器で、ワタシは悪いことをするような人間ではない、わかるのですね。
それが、文化の成熟度なのかもしれません。

でも、今回は、機内持ち込みが厳しいというので、まず、ビオラのケースを小さくて軽いものに買い替えました。そして、機内持ち込み手荷物は、なんと黒のリックサック1つ。この中に、まさかのためのステージ衣装も丸めて持っていたんです。荷物を減らすって、やれば出来るんですね!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

灼熱欧州(テクノ編2)

ケイタイ電話。これまた凄くてビックリしました。

そもそも、今回の旅行を目的に、F904iに機種変更したのですが、グローバル対応。世界のどこでも(国に制限はありますが)日本にいるのと同じようにケイタイが使えます。
0724keitai1しかも、海外の空港で降りて、スイッチをONにすると、現地サービス会社を自分で探して、画面の左上に小さく表示します。そして、現地時間と日本時間が対照できるように両方とも表示されるのです。

今回、友達も同様に海外対応の機種だったので、旅行中も連絡をメールで取り合ったりしました。電話とかけると、日本経由になるので、現地のサービス会社から日本へ国際電話となるので、料金は割高になります。
また、メールも自由に出来ました。ただ、日本国内送受信でのパケット特別割引(パケ放題)の対象外になり、また絵文字は高い、というので、顔文字を利用していました。
海外から、そのままリアルタイムで写真付きブログを更新できるのも、このケイタイあればこそ。写真は小さなサイズに変換してから送信します。でないと、やはり料金が・・・

さて、7月のケイタイ使用料金は、いくらで請求がくるのでしょうか?
これは恐い話に位置づけておいたほうが良いかもしれませんね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

灼熱欧州(テクノ編1)

今回の欧州演奏旅行に関して、いろいろハイテクだな~、侮れないな~、と関心したテクノロジーとして、テクノ編、いきます。

まず、航空券。もちろんインターネットです。フルトハンザのHPから正規に購入。7月に行くことが決まっていたので、3月に申し込みました。「複雑なルート」というボタンを押すといろいろ出てきて、めでたく購入。エコノミーだけど通路側とか窓側とか選べたし。
ところが、ルートが出発一週間前に、急遽変更することになり、フルトハンザサービスセンターと電話でやりとり。すでに、口座番号などは伝わっているので、少々の追加料金がでたものの、変更OK。乗換だけだったミュンヘンに1泊することになって、空港使用料が上がったとか、金額の変更は止む終えない。

ただ、ここで学んだのは、コールセンタの人に「それは不可能です」「予約がすでに一杯です」などと断られても、めげないということ。そのためには、HPをチェックして条件などをチェックしておく必要はある。しかし、一度断られたからと言って、決して、ダメなわけではない、彼らはバイパスを探してくれます。
しかも、コールセンターから掛かってくる電話は、中国からの発信になっていて、最初はビックリしたけど、それころグローバル企業だわ、という感じ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 23, 2007

灼熱欧州報告(気温編)

昨日も書きましたが、最近の新聞で取り上げられているように、いま欧州は大変なことになっています。熱波、灼熱、猛暑、そんな言葉があちこちに載っています。CNNを見ていても、天気予報でもないのに、ヨーロッパの地図が画面に現れ、Heat in Europeです。

そんな中、先週ワタシは欧州にいたわけです。

ブダペストでは、気温36度くらい。
温泉(スパ)が名物というだけあって、老若男女がイモ洗い状態。なので、行くなら午前中がオススメ。だって、お湯の色が違います。湯の花ってなものではないお湯の状態。
そして、温泉(スパ)付きのホテルに宿泊したのに、シャワーの蛇口からはお湯が出ない(笑) エイヤッと水シャワー。まさか、ブダペストでも水シャワーとはね。
0711leverしかし、そんな暑さや、予想外の冷たさを吹き飛ばすのは、フォアグラ。これがハンガリー名物だとは知らなかった。グリルしたフォアグラが1皿に3切れも載ってくる。しかもリンゴ甘露煮と良く合う。2日間連続でフォアグラディナー。だから暑さに負けず体力キープ。無事、「第九」演奏会を迎えることができたんだと思う。しかし、ホテルの体重計が故障してる!なんて皆で騒いだけど、どっちが故障してたんだか。

続いて、ウィーンでの「復活」演奏会に向けてバス4台で向かう。
途中、風力発電の大きなプロペラの連立や、ひまわり畑の黄色など、アウトバーンの走りと相まって、心地よい眠りに誘われた。
0715himawari
しかし、ウィーンも暑かった。40度といわれた。
空調なんてあってもないような宮殿ホールでの練習そして本番。ウィーン子に「暑くてごめんなさい」と謝られてしまうほど。でも、彼らは家に冷房などない。私たちはホテルだから、夜は涼しくぐっすり眠れるけど、それを思うと、いえいえ、これしき、と笑顔を返した。

次は、ジュネーブ。
28度という機内アナウンスに、あ~涼しそう~、とホットする。確かに、涼しかった。しかし、そこでみたニュースでは、今度はブダペストが40度だという。これは大変だ。

続いて、ミュンヘンへ行くと、やはり36度。
でも夜中には雷を伴う大雨。これでちょっと涼しくなった。しかし、事務所には、冷房はなく、ノータイのワイシャツ姿で腕まくりをしたものの、ボーッとPCと仕事をしているそうな。そんな人には冷房とシャワーが最高のプレゼントだろう。

そして、LHで帰国してみれば、日本はまだまだ梅雨。
雲は厚く、気温は低いけどやっぱり湿度は高い。でも、この湿り気が、ワタシタチ日本人の肌をしっとりさせているんだな、と思うと、ちょっと自慢したくもなる。

そんなこんなのビオラ抱えた欧州旅行も無事終わり、これで長い夏休みも終わり。あとは、小刻みにON&OFFを繰り返しながら、室内温度28度設定のクールビス生活に戻る。は~い。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

July 22, 2007

灼熱のヨーロッパ演奏旅行

本日、ミュンヘンからLH714で帰国しました。

すると、向こうで経験した暑さがちゃんと記事になっていました。

灼熱欧州
AP通信によると、ルーマニアやハンガリーなど欧州中部から南部一帯は、今週、40度をこえる猛暑に見舞われ、熱中症などによる死者は13人に上った。ハンガリーでは、41.9度という同国の最高気温を記録。オーストリアでも連日35度前後を記録し、19日には熱さが原因とみられる死者3人が出た。・・・・
---------------------------------------

まさに、そのハンガリーはブダペストで演奏会をして、オーストリアのウィーンでも宮殿の中で演奏会をしてきたのです。ブダペストでは夜な夜なカフェで涼み、ウィーン子には、「こんなに暑くてごめんなさい」って謝られてしまったし、私たちはホテルだったので冷房があり、まだ体力を快復する機会があったけど、その国に住んでいる人は、空調設備なんてないお家に住んでいるし、急遽、冷風装置を購入したという人もいました。

さて、これからまたご報告しますね。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

July 10, 2007

週末はブダペスト&ウィーン

ちょっと早いですが、空の混む前に、夏休みを戴きます。明日から20日までお休みなので、職場の方々の理解無しにはなりえない休暇です。久しぶりの長い休暇。そう、バカンスかな。
でも、そうはノンビリ言っていられないのです。だって、今回は、ビオラを持って、ハンガリーとオーストリアを訪ねるのですから。なんと、炎のコバケンこと、小林研一郎さんの指揮での演奏旅行なんです。
実は、この1ヶ月ほどは、コバケンさん指揮での練習が週末に続き、熱い指導を受け、その熱さに応えることの大変さを知り、一方で、コバケンさんの優しさ・感謝を表す気持ちに触れながら、貴重な時間を過ごしてきました。そして、その本番をこの週末に迎えることとなりました。

◇ブダペスト演奏会 7月14日(土) 芸術宮殿コンサートホール
  ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付」

◇ウィーン演奏会 7月16日(月) 王宮フェストザール
  マーラー/交響曲第2番「復活」

いずれも合唱つきなので、日本からの合唱団に加え、現地では、ハンガリー国立合唱団の方が応援に参加してくださいます。大型楽器は現地でお借りしますし、幾人ものトラの方の助けを借ります。ほんと、現地の方々の力なしには、これまた成しえないものです。合唱は胸が熱くなるし、現地との交流も楽しみです。本当に。

日本からは、オーケストラ+合唱団で、総勢120名。団としては12日(木)発ですが、ワタシはちょっと早めに明日、ルフトハンザで飛んでゆきます。

また、帰国後、帰朝演奏会がありますので、ぜひ、いらしてくださいね。

第46回演奏会 8月18日(土) 東京文化会館大ホール
マーラー/交響曲第2番「復活」
指揮:小林研一郎 ソプラノ独唱:大倉由紀枝 アルト独唱:菅 有実子
合唱:PEO合唱団

では、これから最終パッキングに入ります。今日は徹夜の覚悟です。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

July 06, 2007

水シャワー体験

朝起きたら、なんとお湯のスイッチが入らない。ってことは、家の中のお湯が一切出ないということ。
髪の毛洗いたい、シャワーしたい、さて、そこで、思い出した。
ワタシの部屋の前にある洗面台。3年ほど前に、「髪も洗えるシャワー付きLサイズ」に変えたんだった。タンク式だから、そこには、12リットルのお湯があるはず!
まずは、タンクトップに着替え、シャンプー&リンスをお風呂場から持ち出し、洗面台脇にセット。そしてまず、髪の毛を洗った。ふー。
そして、髪を洗って、熱くなったカラダを今度は、覚悟してお風呂場の水シャワーの下に持っていった。心頭滅却すれば火もまた涼し、とはいうけれど、滝に打たれる修験者の気持ちが判ったような気がした。「えいっ!」と水シャワーを開始し、シャボンを過ぎ、気合をいれたまま、終了。すると、そのあと、カラダはホカホカして、暖かくなってきた。
これって、滝に打たれる修験者も同様に感じているのかしら?  

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2007 | Main | August 2007 »