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October 10, 2011

SEIJI OZAWA

NHKで「小澤征爾」の特集番組を見た。真っ白になった髪で、振っていた「青ひげ公の城」を見ていて思い出したことをいくつか・・・

大学に入って始めたビオラ。
当然だけど、楽器を抱えて、通学していました。成城学園前から小田急線に乗って、下北沢で乗り換えて自宅へ帰ろうとしていたある日、井の頭線の下北沢液ホームで、小澤征爾と偶然、近くをすれ違ったことがあります。こちらは、もちろん知っている人だから、「こんにちわ」とつい挨拶をしたのです。すると、小澤征爾も、私が楽器を抱えていることが判ったからか、「やあ、頑張ってね」って、笑顔で返答してくれたのです。とても嬉しかったです。そのときのこと、ずっと忘れたことないんですよね。

また、3年になって、ビオラのトップをしていたとき、初めて春にも定期演奏会をすることになり、5月だから「メイフラワーコンサート」と名付けたのですが、曲は、リスト「レ・プレリュード」。明日が本番という最後の練習のとき、突然、小澤征爾が五十周年記念講堂に現れて、振ってあげようと!
団員全員が湧きたち、降り番の子たちも舞台袖にわらわらと集まりました。私は幸せなことにビオラトップ。目の前には、小澤征爾が立っています。
リストが始まる・・・人生とは死への前奏曲であるという曲。譜面の1ページ目の右下あたりに、ビオラがソミド~ソミド~ソミド~という箇所があります。そこにきたとき、小澤さんが「Altos!」と大きな声で、私たちのほうを向いて、手で「もっと出して~」と。その声、いまでも忘れない。その後、幾度か「レ・プレリュード」を弾く機会に恵まれたけど、そこに来ると、必ず小澤さんの声が聞こえてきて、頑張って音を出しています。

サイトウキネン・イン・松本。
幾度か、聴きにゆく機会に恵まれましたが、サイトウキネン・オーケストラのメンバーたちの小さな演奏会を聴きに行った時のこと。客席に小澤征爾の姿を見つけました。仲間のステージをとても楽しそうに見ている姿、そして、いろいろな人が挨拶に来ると、嬉しそうに返事をしている姿、そしてワタシのような1アマチュアの「こんにちわ」に対しても笑顔で応じてくれた、その笑顔。

懐かしいな~。ビオラを始めて(^-^*)ウン十年経つけど、そんな年月、あっという間。まだまだこれから!って。そう思った三連休最後の夜でした。

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